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相上芳夫 陶歴

    作 品 に よ せ て 


 我か国色絵磁器の代表の一つで、世界的にも有名な九谷焼は、明暦元年(一六五五)頃、加賀大聖寺藩祖前田利治公が藩士に命じ領内江沼郡九谷村に築窯したのが創始と言われています。
 文政八年(一八二五)、当地山代温泉にも古九谷再興を志した吉田屋窯が興り、その後宮本屋窯・永楽窯など九谷系統の中でも名陶として知られる窯が継がれました。以来、興亡の歴史を繰つ返し乍らも陶煙の断ゆる、ことなく、今日まで加賀九谷として精良なる伝統技法が受け継がれています。
 元来、九谷焼の特色は上絵付にあり、豊かな色彩による優美さ、重厚さにその生命を発揮し、絵画性、装飾牲の強い焼物と言えます。
 私も古九谷の青や紫の色彩に魅せられ陶芸の道に入りました。以来、色絵・赤絵など技術の習得に専念しているうち、古代インカ黄金美術展を観て、三千年の歴史を秘めた黄金の怪しいまでの輝やきに深く感動し、それが動機となったのか、いつしか金彩作品にとりつかれました。
 また、当地の伝統技法の一つに宮本屋窯(一八三五-一八六〇)の名工飯田屋八郎吉衛門によって大成され、世に「飯田屋風(亦は八郎手)」と言われる精緻巧妙なる赤絵細猫きの技法がありますが、これを今日の生活にどう活かすぺきか、私の課題の一つとしております。
 「作品は人なり」。私も個展を見て歩き作者の心にふれるのが好きです。
温故知新の日々の中、ひたすら作品に向うとき、好きな仕事に生涯をかけられる幸せをかみしめております。
 加賀市は九谷焼発祥の地であり、九谷本流とも言える窯と技法が受け継がれてきた由緒ある地です。此処にあって私も先人の尊い文化的遣産である伝統技術をさらに後世に伝える為に一役果したく、また作品に独自の境地を求め伝統を現代に活かすぺく精進したいと願っております。
昭和六年 京都市聖護院川原町に生れる。
昭和二十五年 石川県立輪島高校卒業。山代温泉に至り、九谷焼上絵師吉田弥三右衛門氏に師事。陶画技法を修業する。
昭和四十年 現在地に築窯自営し、染付・色絵・錦手・金欄手・赤絵細描等上絵技法全般にわたって研鑚・錬磨し今日に至る。
平成二年 通産大臣より九谷焼伝統工芸士に認定される。各種の美術選抜展・加賀美展・伝統工芸士展等に出品。個展多数。

         あい じょう
         相上芳景